宇宙とか星とか、地球とか。

なぜだかわからないけど、神秘的な宇宙に興味津々だ。

図書館の新刊コーナーで、たまたま見つけたこちらの本『まだ見ぬ地球外生命』。興味深かった。

まだ地球外生命は見つかっていないけれど、「分子生物学者がいざなう可能性の世界」とあるように、遠い星には、生命体がいる可能性があり、それを作者が大好きなSF映画をとりあげる形で、さまざまな可能性を示唆している。とくに知的生命体が存在しうるかどうかについての考察も面白い。

 

地球外生命を考えるときに、当然考えるのは、生命体はどのような環境で生まれるのか、ということ。なぜ地球に生命が生まれたのか、それは、宇宙が始まって、地球がどのように生まれてきたのか、紐解いていく必要がある。生命は海から誕生した、というのが通説になっているが、肝となるのは、水が液体の状態で存在しうる環境にあるかどうか、らしい。とはいっても、この本より前に『地球を掘りすすむと何があるか』という本も読んだが、これによると、水のない(というのは、ちょっと語弊があるかもしれないが)地球内部(高温の環境)においても生命体が存在するそうである。

 

とすると、たとえば、水が液体で存在しないどこかの星でもなんらかの生物が存在している可能性もあるのだ。でも、はるか何万光年も離れた星にたとえ生命体が存在していたとしても、現段階でわたしたちには具体的に知ることもできない。

あれこれ想像するしかないのだけど、一度でいいから、宇宙全体を俯瞰してみてみたい、とか、宇宙はどんどん広がっているというけど、その広がっている境界の先には何があるのか、とか、地球外生命体を一度でいいから、みてみたい、とか、いろいろと思うわけ。

 

その地球外生命体と交信する話がこちら『三体』(ある程度中国語を理解できるので、せっかくだから中国語版を読んだ)。『まだ見ぬ地球外生命』の本にも『三体』が紹介されていて、まさに読んでいる途中だったので、ちょっと興奮した。上中下とあるようで、まだ上しか読み終わってないが、壮大なスケールの話で、興味深かった。また続きも読まないとな~。

 

 

宇宙では生きていける気がしないので、宇宙に行くことには興味がないけど、地球に居ながらにして、他の星の事情をいろいろ知りたいと思うわたしです。