こんにちは!
今日は、調味料の塩について書いてみたいと思います。
わたしが調味料としてよく使っている塩は、伯方の塩か、瀬戸のほんじおです。赤穂の天塩も昔は使ったことがあるけど、原料がオーストラリア産なのに気づいて、なんとなくだけど、天塩はあまり使わなくなってしまいました。どこの海の塩でもさほどかわらへん気がするけど^^;
で、勝間和代さんの動画などを拝見したときに、調味料はオリーブオイルと塩しか使っていない、ということをおっしゃっていたのでちょっとびっくり。でも素材のおいしさを味わうなら、余計な調味料はいらない、という理屈にもなっとく。(かといって、わたしは真似できへんけど)そして、そのオリーブオイルや塩の名前が知りたいと思っていたら、紹介されていたので、ちょっと試しに買ってみました。
オリーブオイルは2,700円、塩は3,800円と、どちらも結構いい値段のものです。オリーブオイルは、わたしも以前、読んだ本『そのオリーブオイルは偽物です: 値段が高くても本物はごくわずか (実用単行本)』 でかなり品質の悪いものが出回っているので、注意したほうがいい、と書かれていて、その本に載っているなんとか賞を受賞したものをこれまで買い求めたりしていました。その高級オリーブオイルも切れてたので、勝間さんオススメのを購入したというわけ。勝間さんオススメのエグレヒオオリーブオイルは、たしかに高品質で、明らかにその辺で市販されているものとは違い、風味もとてもいいものでした。
一方、オススメのわじまの海塩の方ですが、何か味が違うのかな?と思ってなめてみたけど、塩の細かい味の違いについては、あまりよくわからず^^;;ミネラル成分の違いまでは人間の舌では区別できるものではないのですね。そこで、パッケージの裏面にある表示(といっても、以下はHPよりコピペしたものですが)を比べてみることにしました。いずれも100gあたりで、熱量0kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物0gなので、違いのあるミネラル成分だけを以下に表示してみます。
★伯方の塩★ ★瀬戸のほんじお★ ★わじまの海塩★
食塩相当量 95.5g 食塩相当量:88.9g
マグネシウム 100~200mg マグネシウム:300mg マグネシウム295 m g
カルシウム 50~200mg カルシウム:160mg カルシウム527 m g
カリウム 10~150mg カリウム:880mg カリウム 47 m g
ナトリウム 35000 m g
マグネシウム、カルシウム、カリウムはそれぞれグラム数が表示されていて、伯方の塩と瀬戸のほんじおは「食塩相当量」という表示があり、わじまの海塩はナトリウムという表示になってます。
調べたところ、
ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)
ということみたいなので、
35,000×2.54÷1,000=88.9g(わじまの海塩)
となり、瀬戸のほんじおと同じになりました。
マグネシウムの数字は大差ないですが、わじまの海塩にはカルシウムがかなり多く含まれています。カリウムについては瀬戸のほんじおが飛びぬけて多いです。
このように見てみると、わじまの海塩の利点はカルシウムが多いということになります。カルシウムは日ごろ摂取しづらいということもあって、塩に含まれているとそこから摂取できるのでいいですね。100g中527mgなので、たとえば1日に7gわじまの海塩を摂取するとして、計算すると37mg摂れるということになります。ほかの塩ならその1/3の量になります。
とはいっても!
カルシウムの利点はわかるのですが、だからといって、これからもずっとわじまの海塩を買い続けるかというと、ちょっと考えてしまいます。わたしが日常使っている塩にはカルシウムが1/3しか含まれていないけど、値段はわじまの海塩のわずか約1/10。ミネラル成分の差に比べると、価格の差は大きく感じます。毎回大量の塩を使うわけではないので、1回に使う量としてはそんなに高いものではないけれども。
というわけで、わたしの結論としては、成分と値段を比べたとき、伯方の塩とか瀬戸のほんじおで充分かな~と思っています。(いや、まだ「わじまの海塩」は使い始めでもしかしたらそのよさがまだわたしにはわかっていないだけかもしれないけど)