アリ退治にはアリメツ(ちょっぴりかわいそうやけど)


日当たり良好なベランダを利用して、家庭菜園をしている。

余裕(?)があれば、バラの花とかマリーゴールドとか美しいお花たちを育ててみたいと思うものの、どうせ育てるなら食べられるものの方がおトクじゃね?という貧乏根性で、こんなのが自宅で採れたら嬉しいな♪という野菜の種を購入し、植えている。

というわけで、ベランダにはプランターがいくつかあって、常に土が入っている。

すると土に住む生き物たちがいろいろと増えてくるわけで。。。

 

たしか、2年ほど前に大量のアリが発生。

ベランダに面した窓の隙間から家の中にまでゾロゾロと列をなして行き来するようになった。アリたちは食べ物を求めて、当然のごとく台所まで侵入。昆虫好きのわたしでもこれには参ったなー。

それにしてもアリというのは不思議なもので、家の中の床をゾロゾロと歩くルートはほぼ決まっている。小さいアリが(アリにとって)広い家の中を歩き回るのにルートを決めてなかったら迷子になるからなのかしら?

家の中を大量のアリが歩いているのは、正直、わたしもあまり気持ちの良いものではなかったし、家族にも大不評。わたしもこれはなんとかしなければ!と思い、勇気をもってベランダのプランターのアリの巣を捜索。

そこにはアリが次々出入りする植木鉢があった。その植木鉢はクリスマスツリーとして飾ることができるような木(名前不明)が植わっていて、かなり成長していたので、植木鉢にはもうパンパンに根っこが張っていた。その植木鉢の下からアリがひっきりなしに出入りしている。ここに巨大なアリの巣があるとみて、その植木鉢からクリスマスツリーのような木を出そうと決めた。

植木鉢はパンパンに入っていたので、相当な力を入れてどうにか引っこ抜くことに成功。そこには、ぞっとするくらい、アリやその卵や幼虫、さなぎなどがうじゃうじゃと根っこにからみついていてぼとぼとと音をたてて落ちるほどいた。ぎょえーっ!!アリってすごいな。。。こんなにいたとは。とにかく、そのクリスマスツリーのような木は申し訳ないけど、捨てることにした。

大量のアリをどうやって退治しようか、といろいろ調べたところ、こちらがよさそうなので買ってみた。アリが絶滅するという、アリメツ。残酷だけど、素晴らしいネーミング。

アリメツ 55g

アリメツ 55g

 

 アリというのは、えさを見つけると仲間に知らせ、呼んで、そのえさを食べ、お腹の中に貯め込む。そして巣に戻り、他のアリに分け与えたりするらしいので、その習性を利用し、アリを巣ごと絶滅させるという優れもの。

成分としては水分、糖分、ホウ酸が入っているようだ。ホウ酸って、ゴキブリ退治するためのホウ酸団子のホウ酸だよね。ホウ酸って、いろいろ虫たちを殺す作用があるんやなー。

アリメツを何日か使ったところ、アリはほぼいなくなった。ブラボー!!

で、めでたしめでたし。

 

といいたいところやけど、最近また、アリが出現してきた。今度は、前のような大規模な巣はまだないようやけど、少し家にも侵入してきていて、「今日は何匹やっつけた、もう気持ち悪いんだけど、、、」と子どもがいうので、またアリメツ再開。

といってもアリ退治はそんなに簡単じゃない。ひっかっかったのは、ダンゴ虫たち。

ダンゴ虫さんも甘いものは好きなのね^^;;。 

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 ちょうどいいタイミングでこんな本を見つけたので、アリのことを知るために図書館で借りてみた。女王アリは10年ほどずっと卵を産み続けるらしい。たくましいな。アリさんもね、一生懸命生きているんやけれどもね。。。家にまで侵入されてきたら、やっぱり困るんよ。だからまたそのうち退治させてもらいます。

ぜんぶわかる! アリ (しぜんのひみつ写真館 9)

ぜんぶわかる! アリ (しぜんのひみつ写真館 9)