『並行宇宙でしか生きられないわたしたちのたのしい暮らし』痛快エッセイ

久々にエッセイを読んだ。

 

いやー、エッセイというのは痛快やね。

思ったこと、感じたことをこんなふうに書いてみたいもんやな。

並行宇宙でしか生きられないわたしたちのたのしい暮らし
 

運転が驚くほどできない話、昔やっていたコールセンターでのバイトの愚痴(笑)、服を着ないででかけてしまうんじゃないかという不安になる話、注射が大好きだった話、献血の話など、くすっと笑いながら楽しく読めた。最後の住野よるさんとの対談もよかったなー。

 

失礼ながら渡辺優さんという作家さんはまったく知らず、たまたま図書館の新刊コーナーでこの本を見つけたから、借りてみようと借りたのだけど、住野よるさんがイチオシでライバル視するお相手、とあり(住野よるさんの作品も1つしか読んだことないのだけれど)、へー、と思いながら、読んでみると、これがなかなか面白かったのでいい本に巡り合えたなと思った。

 

また機会があれば、渡辺優さんの別の作品も読んでみたいな。